2009年 03月 09日 ( 1 )

「今日はもう100匹超えてるよ」
弁天南で釣っていた旭川市の菊地とみ子さん(写真右)に声をかけると、元気な返事が返ってきました。釣果は、帰りまでに130匹になったようです。
ワカサギ釣りは、今冬だけで10回以上。1月の初回の釣果は、わずか5匹。しかも、3匹をカケスにかすめ取られ、「悔しくて、悔しくて」。それから、朱鞠内通いが始まりました。
菊地さんは、旭川市3条14丁目で酒房「菊地」を経営しているそうです。釣ったワカサギを「お通し」として出すと大変好評で、「趣味と実益を兼ねていて、最高です」。
毎回、店のお客さんを数人誘って来て、わいわいにぎやかに釣っています。その間、確実に腕をあげ、釣果は30匹〜60匹と伸び、今日はついに大台に。同級生の藤田さん(写真左)も初体験ながら30匹以上釣っていました。
「カケスにわけてあげようかしら」と菊地さんは冗談を言いかけて、「やっぱり今夜のお客さんに食べてもらいます」。
●前浜中 20〜150匹
●前浜東 20〜100匹
●弁天 3人で200匹、2人で100匹
●弁天南 2人で200匹
●弁天裏 2人組が3組入り、1人平均100〜250匹
●藤原南 3人で800匹
●富成 2人組が700匹と300匹
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2月以降は、朝早い時間帯は氷のすぐ下で釣れることが多くなります。
たいていは、ワカサギがエサをくわえて横に走ります。
こういう時は、「合わせ(素早く糸を引き魚の口に針を引っ掛ける)」ないと釣れません。
横走りで合わせるとき、「軽い錘(おもり)のほうが有利なのでは」という人がいます。漁協スタッフが前浜で検証してみました。
○場所は前浜東、前日の古穴、水深4.5m。9時から1時間。
○竿はレンタル竿、針は2号、錘は9.4g(写真下段の赤いもの)と4.0g(右端)。
エサは白サシ。
○釣り開始は9時、終了は10時。
釣りの経過と結果
(1)最初は重い錘。横走りに「合わせ」るが、空振り多い。軽いものに換えると、かかる率が段違いに良くなった。次第に魚の活性も高まる。
(2)また重い錘に戻す。3匹ぐらいまでは順調だったが、また空振りが増え、活性も少し下がった気がする。
(3)軽い錘に換える。空振り減り、食いが活発になる。魚が寄ってきたのか、入れ食いに。重い錘に換えても、入れ食い続く。
(4)釣果は重い錘では17匹(2匹掛け1回)、軽い錘では28匹(同4回)。
○結論
魚の活性がそれほど高くない時、釣り始めは軽い錘のほうが有効かもしれません。
錘が軽いと、魚がエサを突っついているような動きが伝わってきます。糸を下に引っ張る力が弱いので、魚がエサをくわえてもっていこうとする時に感じる違和感が小さいのではないでしょうか。その結果として、「食い」が良くなるような気がします。
魚の活性が高まってくると、錘の軽重は関係なくなるようです。
ただし、たった1回の試し釣りですし、軽い錘を使っている時に魚の群れが回って来た可能性もあるでしょう。もっと試験を重ねる必要があります。
ただ、この試し釣り後、初心者のお客さんを案内して近くの穴で釣ってもらった時も上の結論を裏付けるような結果でした。

そんな時に便利な「裏技」を紹介します。漁協の菅原名人も使っています。
用意する物は、投げ釣りなどに使う重い錘。これにサルカン(仕掛けの上下についているものと同じもの。フック状)を付けます。

サルカンが大きすぎると、仕掛けを傷めたりすることもあるので、小さめのものにしてください。
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