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by syumarinaiko
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ひょうたん沢は爆釣、他は??

ひょうたん沢は爆釣、他は??_f0163063_15533323.gif

 今季最多の人出でした。そして、ひょうたん沢は今季最高の好釣果。その他のポイントは、湖面が騒がしくてワカサギが警戒したのか、喰いが渋くて苦戦した人が多かったようです。
 総じて、魚の活性が高い朝の一時をすぎた後は、水深6m以上の深場以外はだめだったようです。

●ひょうたん沢・同奥-ひょうたん沢の看板から沢奥に向かって30mほどのところで釣っていた人たちは、200〜400匹。岸際の表層(氷のすぐ下)で11時ごろまで入れ食いだったそうです。
 看板前にたくさんの人が入りましたが、良かったのは朝のうちだけで、釣果は30匹〜50匹。
 ひょうたん沢奥の看板周辺は、最高450匹。50匹ぐらいの初心者もいたようですが、平均で100〜300匹ぐらいは上げていたようです。

●水道沢-ワンドの真ん中がまずまずだったようですが、タナ(魚がいる層)はべた底で、水深7m以上。アタリ(魚が糸を引っ張る動き)を見極め、ばらさずに釣り上げるにはある程度の技術が必要です。
 沢の奥、宿泊施設レークハウスの近くに入った3人は、みんなベテランですが、軒並み「20〜30匹」(11時ごろまで)。10カ所近く穴を開けたという人は「まだシーズンが始まったばかり。偵察ですから」。

●前浜西(湖面に降りて左)・前浜東(同じく右)-朝一番、まだ人が少ない時間帯は表層で釣れたようですが、混み合ってくると「激渋」になってしまったところが目立ちました。

●カラス島-ワンドに数組入りました。うまくいいポイントに当たった人とだめだった人との差が大きかったようです。


ひょうたん沢は爆釣、他は??_f0163063_16305996.jpgリール音響く 11時半ごろ、ひょうたん沢付近を漁協スタッフが見回りしていると、看板から10mほど沖合(深いところ)にいた3人が、ひっきりなしにリールを巻いていました。
 ここは水深8m。近くの水深3mぐらいのところにいたグループは、あまり釣れていません。
 3人のうちの1人、旭川市から来た大原英一さんに話を伺ってみると、7時から11時までは岸際で釣っていて、3人合わせてわずか50匹。あまりにも魚の反応が鈍いので、「日中は深いところ」と書いていた漁協のブログを思い出し、沖へ移動したそうです。
 移ったとたん、ベタ底ながらも入れ食いで、30分ぐらいでそれぞれ50匹に。大原さんは「トリプルも1回ありましたよ!」と喜んでいました。
 
 スタッフが聞いてまわったところでは、ひょうたん沢から同奥にかけては「朝の良い時間帯は、浅いところでも深いところでも釣れ、日中は深場でないとだめ」なようでした。
 月曜日に狙う方、参考にしてみてください。ただし、釣れる釣れないは、「日替わりメニュー」的なところがあります。今日の爆釣ポイントが明日はさっぱり、今日だめだったところが月曜か火曜には最高、なんてこともしょっちゅうありますよ。


ひょうたん沢は爆釣、他は??_f0163063_16154674.gif30m先にパラダイス カラス島のワンドで、快調に釣り上げていたのは、名寄市からおみえの柏倉恵子さん(写真左)。カメラを向けると、なんといっぺんに3匹。
 朝8時にワンドに到着、友人の佐藤雅信さん、太田克也さんと釣り始めました。2時間粘っても、釣果はゼロ。「今日はだめだ」と投げやりになりかけたころ、漁協スタッフから「あっちの穴が釣れそうだよ」と声がかかりました。
 テントをそのままにして30mほど移動して釣り糸を降ろしたところ、入れ食いで、2時間足らずで約100匹に。去年は3人で50匹ぐらいになれば良い方だったそうですから、大喜びです。
 その間に男性2人はかなりアルコールが回って、竿を握る手つきも心もとない感じに。柏倉さんは「2人がしゃんとしてたら、もっともっと釣れたのに。帰りの運転も私なんですよ」とちょっぴりご立腹でした。


ひょうたん沢は爆釣、他は??_f0163063_16174534.gif”魔法”のおがくず 水道沢の奥の左手(ダム側)、禁漁区域ぎりぎりのところにテントを張っていたのは、士別市の十川貞雄さん。8年ほどまえから朱鞠内湖に通いつめているベテランで、ここ数年はいつもこの場所です。
 8時から2時間の釣果は、30匹。「シーズン始めだから、喰いが渋いのは当たり前。それでも、いつもは100匹ぐらいはいくんだけど」とぼやきながらも、「まあ、今日は様子見だから」。

 テント内の釣り穴を見ると、おがくずが浮いています。エサのさしの袋に入っているものです。何のためにまいたんですか?ときくと、「魚が穴の中まで上がってきて、水面下20cmほどで釣れるようになるんです。魚の活性が高くないとだめだから、今日は効き目がないけど」。
 漁協スタッフの経験では、魚が穴の中に上がってくることは滅多にありません。かなり魚の活性が高く、しかもたくさん群れている時に限られます。しかも、「ひょっとしたら、穴の中に上がってきているのでは」と感じるか感じないか、というレベルです。
 水面下20cmがタナとなれば、効率よく釣れます。漁協で一度、試してみたいと思います。
by syumarinaiko | 2009-01-18 16:19